老化やがんの原因は?
みなさんは、鉄がどうしてサビるか、知っていますか?
それは酸素と結びつくと化学変化が起こるためです。
硬く丈夫な鉄が酸素と結びつくと酸化鉄という物質になり、脆くなってしまうのです。
この場合、鉄が酸素と結びつくことを酸化といいます。
そして困ったことに、この酸化は人間の体の中でも起こります。
人間の体を構成する細胞には脂質(脂肪)が多く含まれ、これが酸素と結びつき酸化してしまうのです。
つまり、人間の体もサビてしまうわけです。
脂質が酸化してできた「過酸化脂質」は、老化やがんの原因になると考えられています。
「歳をとればみんながんになる」などといわれることがありますが、それは老化もがんも過酸化脂質と密接な関係があるからです。
みなさんは「ポリフェノール」ということばを聞いたことがないでしょうか。
ポリフェノールは赤ワインや緑茶に含まれる成分で、がんを予防する可能性があるということで近年注目を集めているものです。
そして、ポリフェノールががんを予防するとされるのは、脂質の酸化を抑えるから。
この働きを「抗酸化作用」といいますが、コーヒーにも強い抗酸化作用をもつポリフェノールの一種「クロロゲン酸」が含まれています。

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