カテゴリー:コーヒー豆の基本

CafeStyle

Monday,Sep 4,2006

コーヒー植物学

コーヒーの花
コーヒーの実
生豆
コーヒーの木は、アカネ科・コーヒーノキ属の熱帯性低木・常緑樹。
原産地はエチオピアです。

栽培に適した気候・土壌を持つ南北両回帰線間(北緯25度から南緯25度の間)のベルト地帯“コーヒー・ベルト”と呼ばれる(コーヒー・ゾーンなどとも呼ばれる)エリアで栽培されており、 ブラジル・コロンビア・グアテマラなどの中南米諸国や、エチオピア・タンザニア・ケニアなどのアフリカ諸国、ハワイ、インドネシなどをはじめとして、生産国は70カ国以上にもなります。

コーヒーの花は、色や香りがジャスミンに似た白い花が葉の付け根の部分に群集して咲き、その花は2〜3日でしぼんで、やがて楕円形の実がなります。

コーヒーの実は、完熟すると赤くなって“さくらんぼ”に似ているところから、“コーヒーチェリー”と呼ばれます。

その実の中に、2個向かい合わせになって入っている種子がコーヒー豆です。

この種子を取り出し、精製して果実や種皮を取り除いたものを、生豆といいます。

生豆は焙煎する前の状態です。
薄緑色をしていて、“グリーン・コーヒー”,“グリーン・ビーンズ”などとも呼ばれます。

その生豆を乾燥させて焙煎すると、お馴染みのコーヒーブラウン色の豆になります。

コーヒーの品種

コーヒーの種類は一般的に100〜200数十種ともいわれていますが、その中で“アラビカ種”、“ロブスタ種”、“リベリカ種”は、“コーヒーの三原種”といわれ、 それを元に品種改良が進められ新たな品種が生み出されています。

特に“アラビカ種”は品種改良が進んでおり、現在コーヒーの全生産量の70%以上を占め、生産国のほぼ全域で栽培されています。

“アラビカ種”には、ティピカ種・ブルボン種・カトゥアイ種・カトゥラ種・コムン種・マラゴジペロ種・ムンド・ノーボ種などの多くの品種があり、 中でも“ティピカ種”“ブルボン種”が“二大品種”と呼ばれています。

品質価値が最も高く、味わい・香りともに優れているとされている品種が“アラビカ種”です。

次に、コーヒー全生産量の20〜30%を占めているのが“ロブスタ種”(正式名称:カネフォーラ種ロブスタ)です。

“ロブスタ種”は、着実数が多く結実が速やかで、病虫害に強く丈夫で環境適応力も強いという栽培しやすい品種であるため、 比較的リーズナブルな点が魅力です。
味わいは独特な強い苦味と香りをもっており、ストレートで楽しむというより、 ブレンドの味を引き締めるため少量使用されたりしています。

そのほか、ロブスタ種はインスタント・コーヒーやお菓子などの工業用原料によく使用されています。

最後に“リベリカ種”ですが、病害に弱く品質面でも劣るため、現在では世界の全生産量の1%にも満たない生産量に留まっています。

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