カテゴリー:コーヒーの活性力

CafeStyle

Monday,May 14,2007

マタニティライフのストレス軽減にも

大阪大学大学院医学系研究科の下屋浩一郎医師らは、妊婦に協力してもらい、唾液中のコルチゾールの濃度を調べることによって、コーヒーとストレスの関係について調べています。 コルチゾールは、精神的なストレスを感じたときに分泌されるホルモンです。
図3を見るとわかるように、妊婦ではコーヒー摂取によって、コルチゾールの減少が見られ、ストレスが軽減しているという結果が出ています。

コーヒー摂取による唾液中コルチゾールの変化

この実験では、出生体重や胎盤の状態など、コーヒーが母体に与える影響についても調べられましたが、適性量のコーヒー摂取は悪影響がないことが確認されています。
適正量については、「妊娠中のコーヒーの楽しみ方」を参考にしてください。

ほっと一息、コーヒーのリラックス効果

コーヒーの香りとカフェインでリラックス

あなたはリラックスしたいとき、どうしますか?
ソファで横になったり、アロマオイルの香りを楽しんだりと、リラックスの仕方は人それぞれでしょうが、コーヒーの香りにもリラックス効果があることがわかってきています。

杏林大学医学部精神神経科の古賀良彦教授らは、コーヒー粉末、レモン油、蒸留水を用いて、香りのリラックス効果を調べました。 リラックスしたときの脳波であるα波を調べると、他の2つに比べ、コーヒーの香りをかいだときに、多くα波が現れることがわかりました。 コーヒーのリラックス効果がいちばん高かったわけです。 リラックス効果は、焙煎の仕方によっても変化し浅煎りと深煎りでは深煎りのほうが高いことがわかっています。

中村学園大学栄養科学部栄養科学科の青峰正裕教授らのグループは、ラットを使って、コーヒーのリラックス効果について調べています。ストレスを受けると、脳内で種々の神経伝達物質が放出されることがわかっていますが、実験ではラットを動けないように拘束してストレスを与え、解放した後の放出物質を調べています。

コーヒー投与後のストレス緩和の比較 拘束は2回行われ、2回目の直前にはコーヒーやカフェイン、クロロゲン酸、生理食塩水を投与します。
生理食塩水ではストレス反応の減少は15%に抑えられましたが、コーヒーでは63%、カフェインでは66%と激減。
コーヒーに含まれるカフェインに強いリラックス効果があることがわかりました(図2)。

ほっと一息、コーヒーのリラックス効果

記憶力の実験でも好結果

京都大学大学院薬学研究科の金子周司教授らは、カフェインが記憶力に与える影響について、実験をしています。 学生にカフェイン入りとカフェインレスのコーヒーを飲ませ、山の標高を覚えてもらうというものです。 実験の結果、カフェイン入りコーヒーを飲んだ学生のほうが、成績優秀。 カフェインレスの学生に比べ5%ほど正解率がよかったのです。

カフェインの計算力に及ぼす効果

仕事にしても勉強にしても、あまり根を詰めてやるよりも、コーヒーブレイクをとったほうが、効率がよさそうですね。

計算能力をアップさせるコーヒーの結果

作業効率をアップさせるには、コーヒーでスッキリ

デスクワークや勉強で頭が疲れたとき、コーヒーを飲んでひと休みしたら、頭がスッキリしたという経験があると思います。 これはコーヒーに含まれるカフェインのおかげと考えられています。

東京大学大学院医学系研究科の飯野正光教授らは、カフェインの中枢神経への作用を証明するため、学生たちの計算能力を試すというおもしろい実験をしています。

実験では、1桁の数字を3つ足すという計算をし(例 7+2+5)、1分間にどれだけできるのかの測定を繰り返します。 途中の休憩時間に、学生たちにカフェイン入りとカフェインレスのコーヒーを飲ませ、その後にまた計算してもらいます。

コーヒータイム後の計算能力を比較すると、カフェイン入りのコーヒーを飲んだグループのほうが優秀でした(図1)。 カフェインが計算能力をアップさせたという結果が出たのです。

計算能力をアップさせるコーヒーの結果

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